友池仁暢先生は,福岡市のご出身で,1969年に九州大学医学部を卒業され,1971年に同 循環器内科初代教授の中村元臣先生が主宰される循環器内科に入局されました。
循環器内科医として臨床に従事されるとともに,冠循環の調節機構に関する基礎研究に取り組まれ,1975年からは米国カリフォルニア大学サンディエゴ校のJohn Ross Jr.先生の研究室に留学されました。その当時,Ross先生は冠動脈閉塞後の再灌流によって心筋組織が壊死から免れるという,その後の心筋梗塞に対する再灌流療法の基盤となる基礎研究成果を発表しておられました。ラボには篠山重威先生(後の京都大学名誉教授),友池先生,白土邦男先生(後の東北大学名誉教授),松崎益徳先生(後の山口大学名誉教授)らが相次いで留学され数々の優れた研究業績をあげられました。
循環器内科医として臨床に従事されるとともに,冠循環の調節機構に関する基礎研究に取り組まれ,1975年からは米国カリフォルニア大学サンディエゴ校のJohn Ross Jr.先生の研究室に留学されました。その当時,Ross先生は冠動脈閉塞後の再灌流によって心筋組織が壊死から免れるという,その後の心筋梗塞に対する再灌流療法の基盤となる基礎研究成果を発表しておられました。ラボには篠山重威先生(後の京都大学名誉教授),友池先生,白土邦男先生(後の東北大学名誉教授),松崎益徳先生(後の山口大学名誉教授)らが相次いで留学され数々の優れた研究業績をあげられました。