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循環器疾患研究を支えた人々

「上松瀬勝男」

長尾建

CARDIAC PRACTICE Vol.29 No.3, 87-89, 2018

上松瀬勝男先生との出会いは,私が駿河台日本大学病院(現在,日本大学病院)循環器科に1974年に入局した時点にさかのぼります。その後,公私にわたり私の師匠になっていただき,深甚なる感謝を申し上げます。当時,駿河台日本大学病院循環器科の医局には梶原長雄教授のもと120名以上が在籍し,臨床研究班は①高血圧班,②冠循環班,③動脈硬化班(その後,不整脈班),④頚動脈班(その後,心機能班)に分かれていました。上松瀬勝男先生を班長とする冠循環班30名は,急性心筋梗塞犬を作成し,その急性期治療(冠循環動態・心筋代謝・梗塞サイズなど)の研究をしていました。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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