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トピック 循環器患者とACP(Advance Care Planning)

CARDIAC PRACTICE Vol.28 No.2, 51-55, 2017

人口の高齢化とともに,循環器疾患患者は増加の一途を辿っている。その内訳として,急性心筋梗塞は治療の発展とともに減少してきたが,心不全患者は増加の一途を辿っている。これは症候群である心不全が心筋梗塞,心筋症などの循環器疾患の行きつく先であり,医療の発展により急性心筋梗塞に伴う心原性ショックや心室性不整脈に伴う突然死のような致死的な問題が解決されたことにより皮肉にも顕在化した紛れもない現実である。
さらに慢性の進行性疾患である心不全は増悪,寛解を繰り返しながら最期を迎える経過を辿ることもまた現実であり,心不全をめぐる循環器診療は治療を追い求めるだけでは完結せず,最期を迎えるときをどのように考え経過を支えるのか,死を意識し生きることを支える緩和ケアの要素を治療計画の中に組み込むことが推奨されている1)2)
「KEY WORDS」緩和ケア,意思決定支援,ACP(Advance Care Planning)

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録