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特集 チームで取り組む心不全医療

座談会 心不全のチーム医療~病院から,地域から~

筒井裕之大西勝也百村伸一吉川勉

CARDIAC PRACTICE Vol.27 No.3, 65-70, 2016

「施設内のチーム医療体制」
筒井:現在,循環器医療の多様化・高度化に対応するためにさまざまなチームでの取り組みが必要となっています。病院内では多職種で構成されるチーム医療が日常的になっており,病診連携・病病連携といった施設を超えたチーム医療も求められています。さらには今後地域包括ケアの取り組みが進むと,医療機関のみならず介護や行政も関与した医療供給体制が求められます。今回は心不全にフォーカスして,大学病院・循環器基幹病院・循環器専門の開業医のそれぞれのチーム医療の現状と課題を紹介していただきたいと思います。まずは今回ご出席の先生方に,それぞれの施設の中でどのようにチーム医療体制を作ってどのような診療を行っておられるかをご紹介いただきたいと思います。百村先生,お願いいたします。
百村:われわれの施設は埋め込み型の補助人工心臓(ventricular assist device:VAD)の認定施設ですので,まずはVAD装着患者さんを対象にチーム医療の取り組みを始めました。VADの対象となるような重症の心不全から始めて一般の心不全,高齢者の心筋に起因する心不全に取り組みを広げようとしている段階です。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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