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特集 大動脈弁狭窄症の新しい治療:TAVIの現状と展望

臨床 TAVIにおける日本人の解剖学的特徴:注意点と対処法

Characteristics of Japanese patients in transcatheter aortic valve implantation

林田健太郎

CARDIAC PRACTICE Vol.26 No.4, 27-29, 2015

「はじめに」経カテーテル的大動脈弁留置術(Transcatheter aortic valve implantation:TAVI)は,周術期リスクが高く外科的大動脈弁置換術(surgical aortic valve replacement:SAVR)の適応とならない,もしくは高リスクな患者群に対して,より低侵襲な治療として開発されてきた。2002年にフランスのRouen大学循環器内科のCribier教授によって第一例が施行されて以来1),現在までに欧米を中心に世界中で15万例以上が治療されており,世界中で急速に進歩,普及しつつある治療法である。日本でもようやく2013年10月より保険償還され,実施施設が拡大しつつある。当初海外での30日死亡率は非常に高かったが,最近では5%以下となっており,日本の初期成績では2%以下まで低下している。本稿ではTAVIにおける日本人の解剖学的特徴について,注意点と対処法について概説したい。
「KEY WORD」TAVI,大動脈弁,日本人,狭小弁輪

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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