<< 一覧に戻る

特集 Imaging modalityの進歩とPCI

基礎:病変評価 形態的狭窄度評価

Morphological stenosis evaluation

峯木隆志高山忠輝平山篤志

CARDIAC PRACTICE Vol.26 No.3, 25-27, 2015

「はじめに」一般的には冠動脈疾患の冠動脈の狭窄度の評価は冠動脈造影による狭窄度がgold standardとして形態的狭窄度で評価されていた。また,ここ最近は見た目の狭窄度だけでなく,どの程度の冠血流障害があるかどうかについて機能的狭窄度の評価を行った上で冠動脈形成術を行うことが求められている。この項目ではまず形態的狭窄度評価について述べることとする。
「形態的狭窄度評価法」形態的狭窄度とは,冠動脈内腔の見た目の狭窄度のことである。形態的狭窄度の評価方法としては冠動脈造影,冠動脈CT,血管内超音波(intravascular ultrasound:IVUS),光干渉断層法(optical coherence tomography:OCT)などがある。それぞれの特徴について紹介する。
[Key Words]冠動脈の形態的狭窄をmultimodalityで評価する,それぞれのデバイスの利点と欠点を理解する

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る