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【特集 肺高血圧症と右心機能】
総論

掲載誌
CARDIAC PRACTICE Vol.26 No.2 17, 2015
著者名
福田 恵一
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
診療科目
循環器内科 / 心臓血管外科 / 呼吸器内科
媒体
CARDIAC PRACTICE

左心室は圧ポンプ,右心室は容量ポンプと呼ばれるように,通常の状態では右心室は肺血管という低圧系の血管に血液を駆出するため,右心機能が問題となることは少ない。また,右心室の収縮様式としては,右室自由壁の長軸方向・短軸方向の収縮,心室中隔の右室腔への突出に伴う鞴(ふいご)様運動で血液が駆出される特徴を有し,右室の自由壁の壁厚も2~4ミリメートル程度で肉柱の多い特徴的な構造をしている。基本的に左心室は回転楕円体の形状をとるため,駆出率をはじめ比較的心機能の評価は容易である。一方,右室は形状がもともと流入路-心尖部-流出路がV字型をしており,また,右室収縮様式が上述のように複雑な様式をとる。心室中隔の動きは右室-左室の二室の圧の相対関係で決定する。そして,ひとたび肺高血圧症になると,右心室の形状は大きく様変わりし,右室腔は拡大し,心室中隔の運動は右室収縮期圧と左室収縮期圧の相対的高さにより扁平化することから,右心機能の評価は非常に難しいとされてきた。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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