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特集 Structural Heart Diseaseへのハートチーム・インターベンション治療

拡がってきた短絡性心疾患への低侵襲治療 PDAの経カテーテル治療,外科治療選択との対比

Transcatheter closure of PDA, Surgery or Catheter

富田英

CARDIAC PRACTICE Vol.25 No.3, 25-30, 2014

[はじめに] カテーテル治療による動脈管開存(patent ductus arteriosus: PDA)閉鎖の歴史は古く, 1967年PorstmannらによってIvalon plugを用いた閉鎖術が初めて報告された1). Rashkind動脈管開存閉鎖システムは欧米を中心に広く用いられ, わが国でも臨床治験が行われたが2), 販売されることはなかった. その後も多くのデバイスによるPDAの閉鎖が試みられたが, Cambierらによるコイルを用いた閉鎖術の報告3), コイルと留置用ワイヤーをネジで結合する着脱機構をもつFlipper(R)コイルの発売以後, わが国でも標準的な治療戦略の1つとして定着した4). 0.052インチGianturcoコイルの導入は, 2.5mm以上のPDAに対するカテーテル治療の適応を拡大したが, 最小径6mmを越えるPDAでは限界があった5)-7). 2008年からAmplatzer(R) Duct Occluder (ADO)がわが国にも導入され, PDAに対するカテーテル治療の適応はさらに広がりつつある.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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