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特集 超高齢社会と循環器疾患―アンチエイジング

高齢化と危険因子 高齢者の慢性腎臓病と循環器疾患

Chronic kidney disease and Cardiovascular disease in elderly

富田亮湯澤由紀夫

CARDIAC PRACTICE Vol.23 No.3, 43-45, 2012

「はじめに」筆者は大学病院に勤務しているが, 代務で地方の自治体病院で2011年11月から外来を始め, 驚いた. その7割以上が後期高齢者, 超高齢者である. 程度の差こそあれ多くの患者が慢性腎臓病(chonic kidny disease: CKD)を合併している. 高齢者は高頻度にCKDを有しており, 心血管病(cardio-vascular disease: CVD)を発症する頻度が高いため, CVDを強く意識して診療をしているが, 本稿では高齢者CKD患者とCVDの現状とリスクファクターにつき述べさせていただく. 「高齢者CKD患者とCVDの疫学」高齢者においてもその他の年齢層と同様に, CKDはCVDの独立した危険因子である. 米国での65歳以上を対象としたCardiovascular Health Studyで4,893名を平均5.05年観察し, 549名が死亡, 1,229名がCVDに罹患している.
「KEY WORD」CKD,CVD,elderly,Klotho,hyponatremia

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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