特集 サルコペニアの定義と臨床的意義
サルコペニアの定義 2)インピーダンス法を中心に
Bioelectrical impedance analysis
栄養-評価と治療 Vol.31 No.4, 18-21, 2014
「SUMMARY」体内に微弱電流を流し,その抵抗値を測定して脂肪や筋肉などの体組成を推定する方法を生体電気インピーダンス法(BIA)という。本法は簡便かつすぐに結果がわかり,放射線被曝がないという長所を有している。当科では,本法を用いて肝移植術前栄養状態評価を行っているが,術前骨格筋量低値の患者は移植後は予後不良であった。
「KEY WORDS」生体電気インピーダンス法(BIA),二重エネルギーX線吸収測定法(DEXA),骨格筋量,サルコペニア,肝移植
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