日本栄養・食糧学会大会
第68回日本栄養・食糧学会大会
The 68th Annual meeting of Japan Society of Nutrition and Food Science
栄養-評価と治療 Vol.31 No.3, 56-57, 2014
平成26年度日本栄養・食糧学会社員総会および第68回日本栄養・食糧学会大会を, 2014年5月30日(金)~6月1日(日)の3日間にわたり開催した. 本大会を北海道で行うのは12年ぶりである. 1日目には社員総会, 各賞授与式, 受賞講演および特別講演を, 札幌大通公園にある札幌市教育文化会館大ホールにて行った. 2, 3日目は江別市にある酪農学園大学に会場を移し, 一般講演662題, 参加者総数1,845名を得て盛会のうちに終了した. 当日は北海道らしくさわやかに晴れわたり, 開催者としてはホッとしたところである. まずは受賞された先生方から紹介する. 功労賞では, 今泉勝己先生(九州大学)の「食品成分による脂質代謝の調節に関する研究」, 柳田晃良先生(西九州大学)の「食品成分によるメタボリックシンドローム予防に関する研究」, 学会賞として, 近藤和雄先生(お茶の水女子大学)の「動脈硬化予防に関わる食事因子の研究」, 寺尾純二先生(徳島大学)の「酸化ストレスを制御する食品機能成分に関する統合研究」, 駒井三千夫先生(東北大学)の「微量栄養素の新規機能の解明に関する研究」が受賞され, ともにそれぞれの分野の第一人者であった.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。