【特集 わが国における栄養教育の現状と課題】
栄養教育の現状と課題 4)看護師
Current trends and issues of nutrition education; nurses
掲載誌
栄養-評価と治療
Vol.31 No.2 26-28,
2014
著者名
富田真佐子
記事体裁
抄録
疾患領域
栄養管理
診療科目
消化器内科
/
腎臓内科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
泌尿器科
/
腫瘍内科
/
手術・救急
/
消化器外科
媒体
栄養-評価と治療
[SUMMARY] 看護基礎教育における栄養教育は, 「栄養学」がわずか2単位と各看護学領域における臨床栄養のみであり, けっして十分とはいえない. 現在「特定行為に係る看護師の研修制度(案)」が検討されており, 栄養に関しても栄養・水分管理に係る薬剤投与やカテーテル管理, 瘻孔管理などが特定行為として挙げられている 看護師の知識・技術レベルの向上を目指し, 栄養教育の強化が望まれる. [I はじめに] 栄養サポートチーム(nutrition support team; NST)などチーム医療の推進が進むなかで, 医療現場における栄養管理の必要性がますます高まっている. そのなかで, 看護師は医療スタッフの一員として, また最終的にベッドサイドで患者に栄養を提供する者として重要な役割を担っている. しかしながら, 栄養に関する教育はけっして十分とはいえない.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。