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特集 スポーツ医学における栄養

わが国のスポーツ栄養の歴史と展望

The history and vision of sports nutrition in Japan

田口素子

栄養-評価と治療 Vol.30 No.2, 18-20, 2013

「SUMMARY」トップアスリートに対する栄養サポートが開始されたのは, ソウルオリンピック(1988年)以降のことである. 現在では栄養サポートは多くの選手に対して行われるようになり, 2007年には公認スポーツ栄養士の養成制度も開始された. 研究面では日本体育協会のスポーツ医・科学研究などが行われてきているが, 今後, 日本人競技者を対象としてさらなるエビデンスが蓄積されることが期待される. 「I はじめに」スポーツ栄養学とは, 競技力向上を支える学問領域の1つとして最近になり認知されるようになったが, もともとは運動生理学の一部であり, 競技力向上のために何をどのように摂取すべきかという疑問を解決するための研究学問である. 広義としてのスポーツ栄養学では, 健康増進を目的として運動する人やスポーツを行う子どもの栄養教育まで含めて捉えられている. わが国のスポーツ栄養学の歴史はまだ浅く, トップアスリートに対する栄養サポートが開始されてから20年足らずではあるが, 着実に進歩してきた.
「KEY WORDS」スポーツ栄養サポート,スポーツ栄養学研究,わが国のサポート体制,公認スポーツ栄養士,スポーツ栄養学の展望

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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