SUMMARY
ICU患者に対しては,必要エネルギー量とたんぱく質量のモニタリングが重要であり,総エネルギー量として25~30kcal/日,たんぱく質量は1.2~1.5g/日で開始するのが好ましい。過剰栄養と窒素負荷を避けるためにも,ICUでは栄養代謝のモニタリングが必要となる。肥満や重症合併症例には間接熱量計の使用が望ましいが,日常の診療では身体計測と血液,尿検査によりモニタリングが可能である。
KEY WORDS
■代謝モニタリング ■基礎エネルギー消費量 ■必要たんぱく質量 ■窒素バランス ■間接熱量計
全文記事
ICU患者の栄養管理
ICUにおける代謝モニタリング
Nutritional metabolic monitoring in the ICU
掲載誌
栄養-評価と治療
Vol.29 No.4 18-19,
2012
著者名
矢口有乃
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
感染症
/
栄養管理
診療科目
麻酔科
/
手術・救急
媒体
栄養-評価と治療
Key Words
代謝モニタリング
/
基礎エネルギー消費量
/
必要たんぱく質量
/
窒素バランス
/
間接熱量計
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。