SUMMARY 栄養療法の実践は徐々に進んでいるが,高齢化社会が急速に進むなか,必要とされるすべての人々に,必要なときに,質の高い方法での実践が必要であり,そのためには,科学的根拠を集積するための研究や評価体制とともに,健康の保持増進・疾病の予防から治療に至るまでを視野に入れ,実践と研究を両輪とした栄養・食事療法の効果の検証を進め,社会全体で取り組むシステムづくりが求められる。 KEY WORDS ■栄養療法 ■実践 ■科学的根拠 ■研究 ■システム