SUMMARY
患者が手術後に退院するためには,十分に動くことができ,かつ食事摂取できることが必須である。ERASはこれを早期に達成することを目指し,欧州で提唱された術後管理方法である。十分な疼痛管理と早期離床,術前術後を通してできるかぎり絶食にしないことを最も基本的なコンセプトとし,エビデンスに基づいたさまざまな方策を推奨している。
KEY WORDS
■fast-track surgery ■術前炭水化物負荷 ■術後疼痛管理 ■早期離床 ■早期経口摂取
全文記事
周術期の代謝栄養管理─ERASプロトコールを巡って─
ERASプロトコールの概要
An outline of ERAS protocol
掲載誌
栄養-評価と治療
Vol.29 No.2 20-22,
2012
著者名
福島 亮治
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
栄養管理
診療科目
麻酔科
/
手術・救急
/
消化器外科
媒体
栄養-評価と治療
Key Words
fast-track surgery
/
術前炭水化物負荷
/
術後疼痛管理
/
早期離床
/
早期経口摂取
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。