SUMMARY 精神科病院に入院している患者は薬剤の副作用,食事摂取量や運動量の低下などにより低栄養に陥っている可能性も少なくないと考えられる。そこで今回,精神科病院入院患者の入院時栄養状態の調査を行った。その結果,国民健康・栄養調査の結果と比較すると,精神科病院入院患者ではヘモグロビン値,血清蛋白値,血清アルブミン値が低く,栄養不良の割合が高い可能性が考えられた。 KEY WORDS ■ 精神疾患 ■ 国民健康・栄養調査 ■ 低栄養 ■ NST