SUMMARY
低栄養状態の患者に対して,侵襲の高い治療や手術などを行うと,重篤な合併症を発生する危険性がある。個々のどの静的・動的栄養指標に信頼性があるかを判定することは難しいため,重回帰分析の手法を用いた総合的栄養指標である予後推定栄養指数(PNI)が考案されている。臨床の現場でこのPNIを正確に活用するためには,疾患や病態および術式に適したPNIを選択することが重要である。
全文記事
栄養アセスメント ─基礎から臨床へ─
7.PNI
掲載誌
栄養-評価と治療
Vol.28 No.2 61-64,
2011
著者名
大原寛之
/
東口髙志
/
伊藤彰博
記事体裁
特集
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全文記事
疾患領域
栄養管理
診療科目
その他
媒体
栄養-評価と治療
Key Words
栄養アセスメント
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術前評価
/
予後予測
/
総合的栄養指標
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予後推定栄養指数(PNI)
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。