SUMMARY 企業に勤める社員30名を対象に,アセスメントシートを利用し,生活習慣の改善を目的とした生活指導を試みた。シートは毎月送付し,回収,添削後,本人に返却,これを6ヵ月間継続した。開始時と6ヵ月後に測定した血中アディポネクチン濃度と腹囲は,メタボリックシンドロームおよびその予備群で有意に改善した。効率のよいセルフチェックと指導が可能である本ツールは多集団においても機能しうると考える。