SUMMARY 間接熱量計により測定される非蛋白性呼吸商(npRQ)は肝グリコーゲン蓄積量を反映し,就寝前夜食(LES)療法適応を判断するための重要な指標であるが,間接熱量計は高価で,測定者への作業的負担が大きく臨床応用しにくい。そこで, npRQを簡便に推定できる血液生化学検査指標を探索した。その結果,遊離脂肪酸(NEFA)によりnpRQを推定することが可能と考えられた。