座談会(Round Table Discussion)
ESPENの周術期静脈栄養ガイドライン
栄養-評価と治療 Vol.27 No.4, 17-23, 2010
福島(司会)-European Society for Clinical Nutrition and Metabolism(ESPEN)ではガイドラインを継続して発表しており, 最新のものは2009年に公表された『ESPEN Guidelines on Parenteral Nutrition:Surgery』(以下, ESPENガイドライン), 周術期の静脈栄養のガイドラインです. 同じく2009年にはAmerican Society for Parenteral and Enteral NutritionおよびSociety of Critical Care Medicine(ASPEN/SCCM)からも合同で急性期の栄養ガイドライン(以下, ASPENガイドライン)が発表されましたが, 両者の内容には相違もみられます. 本日は, 救急および外科領域の先生方にお越しいただき, 両ガイドラインの違い, またこれらのガイドラインをふまえてわが国では現在どのような取り組みが可能であるのか, ご意見をうかがっていきたいと思います.
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※記事の内容は雑誌掲載時のものです。