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PEGによる栄養管理の実践

PEGの適応と禁忌

西口幸雄

栄養-評価と治療 Vol.27 No.1, 23-26, 2010

「SUMMARY」経皮内視鏡的胃瘻造設(PEG)の適応と禁忌を考える場合, 医学的な観点と倫理的な観点からみなければならない. 医学的な観点からは, 栄養瘻や減圧瘻として適応があるか, 内視鏡が通過するか, 内視鏡的に胃瘻が造設可能かなどを検討する. 倫理的な観点からは, 患者の意思が決定されない場合が多いため, 今後はその整備が急務であろう. 適応や禁忌を論じる際には, PEGを行うことによってその患者のQOLがよくなるかを最も重視すべきである. 「I はじめに」経皮内視鏡的胃瘻造設(percutaneous endoscopic gastrostomy;PEG)は近年急速に普及し, 経口摂取不能の患者に対して栄養不良の改善をもたらし, 多大な効果が得られるようになった. 胃瘻からの栄養剤の適切な投与により, 栄養状態が改善し, 嚥下訓練が進み, 経口摂取が再開されるようになった症例も次々と報告されている. 一方, 口から食べられない人に対し何でもPEGをするという安易な風潮もないわけではない.

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