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第32回日本栄養アセスメント研究会発表演題より

術前の経腸栄養が奏効した生体肺移植症例の1例

小西祐子和佐勝史田渕裕子大石雅子畑伸顕清水健太郎曺英樹安井洋子福澤正洋

栄養-評価と治療 Vol.26 No.6, 39-41, 2009

『SUMMARY』 生体肺移植の適応となるような重症の慢性呼吸不全患者では, 経口摂取量の低下, エネルギー消費量の増大により, しばしば低栄養状態に陥り手術のリスクも高くなる. 今回, 生体肺移植術前の低栄養状態の症例に対し, 経腸栄養を中心とした栄養管理を実施し, 良好な術後経過を辿った症例を報告する. 『I はじめに』 生体肺移植は, 不可逆的な肺疾患により呼吸不全をきたした患者に対して行われる外科治療であり, その治療成績の向上には周術期の栄養管理が重要な要素の1つである. 呼吸不全に伴う栄養障害として, 呼吸負荷に伴う代謝亢進によるエネルギー消費量の増加, 食欲不振に伴う経口摂取量の低下, 胃食道逆流症に伴う嘔吐などが挙げられる1). 今回, 生体肺移植術前の低栄養状態の症例に対し, 経腸栄養を中心とした積極的な栄養管理を実施して, 良好な術後経過を辿った例を報告する. 『II 症例』 症例は, 21歳女性. 悪性リンパ腫に対し, 2003年に骨髄移植が施行された.

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