血液透析患者は慢性腎臓病の最も進んだステージにあり,心血管疾患(CVD)死亡のリスクが非常に高い.その危険因子として脂質異常症が想定されてきたが,進んだステージのCKDほどLDL-C値とCVDリスクの関連は乏しいことが示されている.脂質関連の危険因子としては変成リポ蛋白,コレステロール合成・吸収マーカー,脂肪酸プロフィールなどの関連が示されている.
「KEY WORDS」慢性腎臓病,透析患者,変性リポ蛋白,コレステロール合成・吸収,脂肪酸プロフィール
「KEY WORDS」慢性腎臓病,透析患者,変性リポ蛋白,コレステロール合成・吸収,脂肪酸プロフィール