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特集 免疫と代謝の接点:イムノメタボリズム

Ⅰ.細胞内代謝とイムノメタボリズム

2.細胞内アミノ酸センサーとイムノメタボリズム

中西由光姜秀辰熊ノ郷淳

The Lipid Vol.30 No.2, 22-27, 2019

適切な免疫応答には細胞内代謝の適応が必須であることが近年明らかにされ,免疫代謝―Immunometabolism―という分野が確立されつつある.細胞内代謝の鍵分子であるmTORはアミノ酸センサーとして働くと同時に,糖代謝や脂質代謝も協調させて制御する.mTORによる代謝制御が免疫応答に重要であることが相次いで報告される一方で,詳細な制御機構に関してはいまだ不明な点が多い.本稿ではmTORによるアミノ酸センシング機構およびmTORシグナルによる免疫代謝制御の詳細,さらには神経ガイダンス因子であるセマフォリンの関与についても述べる.
「KEY WORDS」アミノ酸,mTOR,神経ガイダンス因子,マクロファージ,脂質代謝

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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