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特集 性ホルモンと血管脂質代謝

Ⅲ.アンドロゲン 5.筋肉におけるテストステロン産生とその代謝作用

相澤勝治

The Lipid Vol.29 No.3, 69-74, 2018

骨格筋機能の維持・向上にテストステロンなどのアンドロゲンが重要であることはよく知られている.これまでアンドロゲンは,主に精巣や副腎などの内分泌腺から分泌されると考えられてきた.近年,骨格筋におけるアンドロゲン合成経路の存在が明らかとなり,内分泌器官としての骨格筋の役割が示されている.加齢に伴い高頻度に発症する生活習慣病や筋力低下による転倒リスクの増加など骨格筋機能と関連した健康課題が問題となっている.そこで本稿では,骨格筋におけるアンドロゲン産生の生理作用や活性化因子としての身体運動に焦点を当て,アンドロゲン産生臓器としての骨格筋の可能性について述べる.
「KEY WORDS」骨格筋,アンドロゲン,自己産生,身体運動

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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