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特集 肥満症診療ガイドライン2016

6. 高度肥満症の診断基準と治療アプローチ

正木孝幸

The Lipid Vol.28 No.4, 52-56, 2017

高度肥満は,一般にBMI 35kg/m2以上の肥満者と定義される.高度肥満の併存疾患としては高血圧症,脂質異常症,糖尿病と併せて睡眠時無呼吸症候群やうっ血性心不全がみられることが多い.また高度肥満においては,遺伝性肥満など二次性肥満の鑑別も必要である.
高度肥満症の治療法の一つに行動療法があり,その代表的な治療技法として,食行動質問表,グラフ化体重日記,30回咀嚼法がある.一方で高度肥満症では精神的問題などがみられることが多く行動療法の導入や維持に難渋する場合もある.そのような内科的治療抵抗性の高度肥満症においてはスリーブ状胃切除術などの肥満外科治療の適応になる.
「KEY WORDS」高度肥満症,診断基準,チーム医療,治療アプローチ,外科治療

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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