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CETP欠損症とHDL

掲載誌
The Lipid Vol.28 No.2 4-12, 2017
著者名
野原淳 / 稲津明広
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 代謝・内分泌
診療科目
循環器内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科
媒体
The Lipid

コレステリルエステル転送蛋白(cholesteryl ester transfer protein;CETP)はαリポ蛋白であるHDLの代謝とβリポ蛋白であるVLDL,LDL,カイロミクロンの代謝を結ぶ重要な転送蛋白であり,これらのリポ蛋白間でコレステリルエステルとトリグリセライド(TG)を等分子ずつ交換する.HDLが末梢組織から引き抜いたコレステロールはCETPを介してβリポ蛋白に転送され,LDL受容体が十分機能している状態では肝臓に取り込まれることになる.一方,CETP欠損症は日本人に特に多い高HDL-C血症の主たる原因であり,ほかの人種では頻度が低いことが知られている.CETP欠損症の大粒子HDLはアポEを含み,そのコレステロールはSR-BⅠのほか,アポEをもつことからLDLRおよびレムナントレセプターを介して肝臓に取り込まれる1).マウスはCETP欠損動物でHDL高値となるが,アポEノックアウトで動脈硬化が惹起できる理由のひとつと考えられる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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