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特集 動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012

動脈硬化性疾患の包括的管理

南学横出正之

The Lipid Vol.24 No.1, 42-47, 2013

[Summary] 動脈硬化性疾患の予防には, 脂質異常症, 高血圧, 糖尿病, 喫煙など, 介入可能な主要危険因子の管理を早期から包括的に行うことが重要である. 初診時のみならず, 動脈硬化や各危険因子による臓器障害進行の程度を経時的に評価し, 定期的にリスクカテゴリー分類の再検討を行う. 個々の患者のリスクに応じて治療方針を決定するが, 禁煙や肥満対策, 食事・運動療法など生活習慣の改善は動脈硬化性疾患予防の基本であり, 薬物療法の導入後も指導を継続する. 主要危険因子の管理目標や薬物治療は各診療ガイドラインに従うが, 高リスク状態の患者ほど多剤を服用しており, 副作用や薬物相互作用, 服薬アドヒアランスに十分留意することが重要である. 「はじめに」動脈硬化性疾患の予防には, 脂質異常症の是正だけでなく, 高血圧・糖尿病, 喫煙などその他の主要危険因子の管理も, 早期から包括的に行うことが重要であることは言うまでもない.
「Key Words」包括的リスク管理,動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012,高血圧治療ガイドライン2009,科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2010,CKD診療ガイド2012

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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