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症例検討 脂質代謝異常症への多角的アプローチ
妊娠中に著しい脂質異常を呈した糖尿病合併妊娠の一例

掲載誌
The Lipid Vol.23 No.1 92-96, 2012
著者名
鈴木俊成 / 矢野裕 / 杉山 隆 / 住田安弘
記事体裁
症例 / 抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 糖尿病
診療科目
産婦人科 / 糖尿病・代謝・内分泌科
媒体
The Lipid

「はじめに」妊娠中には生理的変化として, 非妊時と比較してトリグリセライド(TG)は約3倍, 総コレステロール(TC)は1.5倍に増加することが知られている1). 妊娠第1・第2三半期には母体で脂肪の蓄積が進むが, 第3三半期になるとインスリン抵抗性増大とコルチゾールおよびプロゲステロンなどの性ホルモンの増加に伴い脂肪分解が亢進することによって, 血中に遊離脂肪酸(FFA)とグリセロールが放出される. FFAからは肝臓においてケトン体が生成され, 母体はエネルギー源としてケトン体を利用し, 胎児の発育に必要なブドウ糖を節約している. また, FFAやグリセロールから肝臓でVLDLが産生されるため, 母体血中のTGが上昇する2). さらに, 妊娠後半期には肝性リパーゼの活性が低下し, TGの豊富なHDL2からTG含有量の少ないHDL3への変換が減少することもTG上昇の一因となる3). 正常妊娠では, 空腹時のTGは332mg/dLを, TCは337mg/dLを通常超えないと報告されている1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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