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巻頭言
風前の灯,LDLコレステロール直接法

掲載誌
The Lipid Vol.21 No.2 2102-1, 2010
著者名
板倉弘重
記事体裁
その他 / 全文記事
疾患領域
循環器 / 代謝・内分泌
診療科目
一般内科 / 循環器内科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科
媒体
The Lipid

高LDLコレステロール血症が主要な動脈硬化危険因子であることは, 多くの臨床試験や基礎研究などから確立している. 動脈硬化症に関するマーカーとして臨床の現場から, 保健指導の場でも広く採用されている. このLDLコレステロールの値に対する信頼性がゆらいでいる. 現在, 問題となっていることは, その測定法である. わが国ではLDLコレステロールの直接法が1996年に開発され, 広く普及するに至っている. 米国ではもっぱらFriedewaldの式から計算された値が用いられてきた. 今, 検討すべきことは, LDLコレステロールの直接法を捨てるのではなく, いかに生かしていくべきかであると思われる. 1977年にHDLコレステロールのネガティブリスクファクターとしての意義が明らかになり, わが国でもHDLコレステロールの測定が直接法でなされるようになった. それまでは総コレステロールと動脈硬化との関連が臨床的に観察されていたが, 総コレステロールのなかでもHDLコレステロールは防御的な指標であり, 動脈硬化に促進的な指標は総コレステロールからHDLコレステロールを除いたもの(non-HDLコレステロール)とみなされるようになった.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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