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NAFLD/NASH・肝癌のスクリーニング,診断

Diabetes Frontier Vol.28 No.6, 678-684, 2017

非アルコール性脂肪肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease:NAFLD)は生活習慣病の肝臓での表現型で,肝炎ウイルス感染,自己免疫性肝障害,薬物性肝障害などを除外した非飲酒者にみられる肝細胞脂肪蓄積を主体とする肝障害で,肝細胞の5%以上に大滴性脂肪を主体とする脂肪蓄積がみられるものをNAFLDと定義し,組織学的に単純性脂肪肝(nonalcoholic fatty liver:NAFL)と非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH)に分類される。
腹部超音波検査で確実に脂肪肝(bright liver)と診断するには肝細胞の30%前後に脂肪蓄積が必要で,脂肪化が20%以下の軽度脂肪肝は腹部エコー検査では見逃されることが多い。なお,NASHでは線維化が進行すると(特にF4)脂肪蓄積が消失し,いわゆるburn out NASHを呈することが多い。
一般臨床検査値から脂肪肝を推定するものとして,fatty liver index(FLI)1),hepatic steatosis index(HSI)2)など,さまざまな式があり,前者はBMI(body mass index),ウエスト周囲径,中性脂肪,γ-GTPから計算し,後者はBMI,AST/ALT ratio(AAR),性別,糖尿病の有無から算出する。
「KEY WORDS」Ⅳ型コラーゲン7s/biomarker/AIM/GWAS/NASH肝癌

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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抄録