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顕性腎症を有する2型糖尿病患者におけるAST-120の血管内皮機能および動脈硬化改善効果

Diabetes Frontier Vol.28 No.4, 461-466, 2017

2型糖尿病腎症患者におけるAST-120の血管内皮機能および動脈硬化に及ぼす影響を検討した。対象は推算GFR 50mL/min/1.73㎡以下かつ顕性腎症期の2型糖尿病患者25名。AST-120投与群(A)12名と非投与群(C)13名に分け,6ヵ月観察した。結果:6ヵ月の研究期間中,両群間で血圧やHbA1c値,血清Cr値,推算GFRなどに変動はなかった。6ヵ月後の血清インドキシル硫酸濃度,尿8-OHdG,血清vW因子は両群間で差はなかったにも関わらず,CAVI検査およびプレチスモグラフィでのFMDでは,A群ではC群と比し,6ヵ月後に有意に改善させた(それぞれp=0.048,p=0.047;ANOCOVA)。AST-120は,2型糖尿病腎症患者において,動脈硬化と血管内皮機能を改善させる効果が示された。
「KEY WORDS」AST-120,2型糖尿病腎症,血管内皮機能,CAVI

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抄録