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特集 迫る超高齢社会の糖尿病医療を考える

高齢糖尿病における低血糖予防と薬剤選択

石橋亮一越坂理也前澤善朗横手幸太郎

Diabetes Frontier Vol.28 No.1, 65-69, 2017

わが国は超高齢社会を迎えており,現在65歳以上の高齢者は全人口の約4分の1を占め,それに伴い高齢者糖尿病の割合も増加している1)。平成26年の「国民健康・栄養調査」では「糖尿病が強く疑われる者」の割合が60歳代で男性20.1%,女性13.3%,70歳以上では男性22.3%,女性17.0%となっており,高齢者においてはおよそ5人に1人が糖尿病という状況である。そのため実臨床においても高齢の糖尿病患者の治療に関わる機会は多い。
糖尿病診療の目的は,良好な血糖管理を保つことで慢性合併症の進展を予防し,生命および各臓器機能の長期予後を改善し,生活の質を担保することにある。一方で,高齢者医療では長期の生命予後よりも,現在の生活機能をできるだけ維持して生活の質(quality of life:QOL)を保つことに,より重点が置かれている。
「key words」高齢者糖尿病,低血糖,CGM

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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