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高齢者糖尿病における血糖コントロール目標をどう設定するか?

Diabetes Frontier Vol.28 No.1, 58-64, 2017

2017年1月に日本老年学会と日本老年医学会は高齢者の定義を75歳以上に引き上げ,65~74歳までを准高齢者と位置付けることを提言した。高齢者の健康状態は若年世代と比べ個人差が大きい。健康で活発な高齢者・准高齢者が珍しくない一方で,糖尿病自体が臓器障害に加えて認知症または認知機能低下,うつ,ADL低下,サルコペニアなどのリスクを増大させる危険因子となることから,糖尿病患者は,加齢による健康状態への影響を考慮する必要性が通常より高い。したがって,高齢者と機能低下がある一部の准高齢者の糖尿病を「高齢者糖尿病」として扱い,治療にあたっては注意を要する。
「key words」高齢者糖尿病,低血糖,認知機能,手段的ADL,基本的ADL

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

抄録