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特集 迫る超高齢社会の糖尿病医療を考える

高齢糖尿病におけるフレイル・要介護と認知症

櫻井孝

Diabetes Frontier Vol.28 No.1, 32-39, 2017

高齢者糖尿病が増加している。50歳を超えると増え始め,70歳以上では男性の4人に1人,女性の6人に1人が糖尿病と推計される。わが国における寝たきりの要因として,脳卒中,認知症,加齢による衰弱(フレイルを含む),転倒・骨折が上位4疾患である。糖尿病は8番目に位置するが,糖尿病は上位4疾患のリスクであり,生活機能障害をきたす主要な基礎疾患といえる。
2016年に,日本糖尿病学会-日本老年医学会合同委員会から,新たな高齢者糖尿病の血糖コントロール目標(HbA1c値)が提案された。すでに高齢者糖尿病の管理に大きなインパクトを及ぼしている。筆者もガイドライン作成に関わる機会を得,本稿ではガイドライン作成の根拠となったエビデンスを紹介する。
「key words」高齢者,糖尿病,認知症,フレイル,ADL低下

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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