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特集 日本人糖尿病の大規模臨床・疫学研究

MIN-IREN T2DMU40―暮らし,仕事と40歳以下2型糖尿病についての研究―

莇也寸志伊古田明美伊藤浩一松本久沖本久志清水信明辻村文宏福田洋舟越光彦宮城調司三浦次郎大澤さやか大澤亮

Diabetes Frontier Vol.26 No.6, 757-760, 2015

「諸言」わが国において,20~30歳代の2型糖尿病患者の実態の報告はきわめて少ない。本研究は,40歳以下の2型糖尿病患者の合併症を含む実態について社会経済的状況(socioeconomicstatus:SES)を含めて検討することを目的としている。本稿は,登録時点における臨床的特徴を中心に,1年後の調査結果の一部を追加して報告する1)。
「Ⅰ.調査の概要」全日本民主医療機関連合会加盟の53病院と43診療所に,2011年10月1日~2012年3月31日に受診した2型糖尿病の患者で,2012年3月31日時点で20歳以上40歳以下の者782人(男性525人,女性257人)を対象とし,同年6月と7月に診療録からの調査と自記式質問調査を実施した。また,2013年6月と7月に診療録からの調査を実施した。平均年齢は,男性34.8歳,女性34.5歳,診断年齢は,男性28.9歳(最少10歳~最大40歳),女性27.5歳(最少9歳~最大40歳)で,男女とも発症のピークは30~34歳であった。糖尿病診断期間は,男性5.9年,女性7.1年であった。
「key words」若年発症糖尿病,肥満症,細小血管症,社会経済的状態

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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