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特集 日本人糖尿病の大規模臨床・疫学研究

Tanaka Women's Clinic Study―若年女性のやせと妊娠糖尿病―

谷内洋子田中康弘曽根博仁

Diabetes Frontier Vol.26 No.6, 752-756, 2015

「はじめに」肥満に起因する健康上の問題が社会問題化している一方で,近年わが国では若年女性のやせ過ぎが深刻さを増している。国民健康・栄養調査結果によると,20歳代女性の「やせ」[BMI(body mass index)18.5kg/m2未満]の割合は,1995年以降2割を超えた状態が現在まで続いており,生理的に体重増加が必要な妊婦も含めて若年女性の痩身化が進んでいる。出産可能年齢にある若年女性の平均BMIがこれほど顕著に低下しているのは世界的にも稀で,妊娠・出産年齢にある日本人若年女性の栄養不良傾向が懸念されている。これらの背景を元に本稿では,妊娠前の体重歴と妊娠糖尿病(gestational diabetes mellitus:GDM)発症との関連について,日本人健常妊婦を対象に前向きに検討したわれわれの研究結果を紹介する。
「key words」妊娠糖尿病,若年女性のやせ,やせ願望,20歳時BMI

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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