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わが国の糖尿病の現況と変遷(1989-2009年)

糖尿病性神経障害

安田斎

Diabetes Frontier Vol.20 No.4, 435-440, 2009

「はじめに」近年, 糖尿病性神経障害(Diabetic Neuropathy:DN)の臨床像は変わったように感じる. 特に重症の症例が減少したように思われる. 厳しい血糖コントロール基準が遵守されるようになり, 患者教育も進歩していることが関係していると思われる. 少なくとも私の周辺では血糖コントロールが20年前に比べると格段に良くなったし, DNに対する医師サイドの理解も深くなった. しかし, 日常診療で完壁な血糖コントロールを達成するのは困難であり, 加えて高齢化はDNの臨床像を変えるかも知れない. 今回の特集でDNについて執筆する機会を得, この20年間, DNの基礎と臨床に何らかの形で関与してきた者として自らの経験を核にして分野別に振り返り, また現況を可能な範囲で概説することで今後の糧としたい. 「I. 病態」「1 病型分類による概観」DNの主要病型はポリニューロパチー(Diabetic Polyneuropathy:DP)であり, 多彩な臨床像を呈する.

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