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糖尿病管理におけるコメディカルの役割

総論

坂根直樹

Diabetes Frontier Vol.18 No.2, 120-122, 2007

「はじめに」わが国でも食生活やライフスタイルの近代化に伴い, 糖尿病患者が増加しており, その対策が急務とされる. 糖尿病は患者教育の病気であるといわれる. しかしながら, 現代は健康情報が氾濫している. 誤った健康情報に左右されて, 健康にいいと勘違いして食べ過ぎて, 血糖コントロールが悪化している患者もいる. それに対して, 医師が短い診察時間の中で, 糖尿病患者の行動変容まで十分に指導することは無理なことである. 「食事に気をつけなさい」「腹八分目にしなさい」「きちんと薬を飲みなさい」など一般的であいまいな用語を用いた説教外来になることもよくある. 医師は, コメディカルとチームを作り, 楽しく患者をやる気にさせることができればと思う. コメディカルは頼りになるチームメイト糖尿病教育の歴史を振り返ると, 1955年頃から糖尿病患者の集団指導が日本の各地で行われるようになった. 日本糖尿病協会が1961年に設立され, 日本糖尿病学会は適正な療養指導内容を全国的に普及するために, 「糖尿病治療の手びき」を発行し, 治療のガイドラインとした.

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