基礎医学セミナー
第11回 明らかになる「第2期がん対策推進基本計画」の中間評価と今後のがん対策の方向性
掲載誌
がん患者と対症療法
Vol.26 No.1 80-84,
2015
著者名
上園保仁
記事体裁
抄録
疾患領域
癌
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栄養管理
診療科目
一般外科
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呼吸器内科
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脳神経外科
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整形外科
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リハビリテーション科
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産婦人科
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消化器内科
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泌尿器科
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血液内科
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腫瘍内科
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麻酔科
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放射線科
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消化器外科
媒体
がん患者と対症療法
「はじめに」『基礎医学セミナー』を連載させていただき,今回が11回目となります。第3回で「がん対策基本法」に基づいて計画された「がん対策推進基本計画」(2007~2012年)がちょうど見直しの時期に来ており,今後の緩和ケア推進,緩和ケア研究について紹介いたしました1)。第6回では「第2期がん対策推進基本計画」(2012~2017年)の概要を紹介いたしました2)。第2期基本計画には,がん体験者の声を活かしてさまざまな改正,取り組みが掲げられましたが,本年「第2期がん対策推進基本計画」も開始3年目となり,中間評価が行われています。今回は,「第2期がん対策推進基本計画」の中間評価の概要を紹介するとともに,今後のがん対策の方向性についても紹介します。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。