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特集 緩和ケアチームが切り拓くがん疼痛治療の新たな地平

がん疼痛治療に対する緩和ケアチームの取り組み ③国立病院機構南和歌山医療センターでの取り組み

Approaches for cancer pain treatment by a palliative care team : Team effort in National Hospital Organization Minami Wakayama Medical Center

平野勇生森川優香井上明美辰己晃造山﨑里花栄土真由美神山智秋

がん患者と対症療法 Vol.26 No.1, 25-29, 2015

「Summary」国立病院機構南和歌山医療センターは,広大な保健医療圏域を担当する地方の急性期病院である。緩和ケアチームの特徴として,コンサルテーションの方法を簡略化し適時依頼を促している点,臨床心理士が活動に常時参加しチームの対応力向上に貢献している点が挙げられる。治療の最中から院内のあらゆるスタッフが患者のニーズをキャッチし,われわれにつなげてくれる環境が整っている。また,2010年には在宅支援チームが結成され,われわれはがん患者に対する訪問診療を担当することとなった。提示症例では,在宅医療チーム支援を試みるべく遠隔地訪問診療を実施した活動をとおして,われわれが活動に際して留意している点,そしてがん患者在宅療養を支援することの困難さとそれを超える魅力を学ばせていただいた事柄について述べる。
「Key Words」コンサルテーション(consultation),臨床心理士(clinical psychologist),在宅医療チーム支援(support of homecare team),遠隔地訪問(visit to remote areas),がん患者在宅療養(homecare of cancer patients)

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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