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特集 療養過程のそれぞれの場面で緩和ケアをどう伝えるか

療養場所の選択~PCU(PCU看護師) 多職種医療チームで行う緩和ケアの導入

Introduction of palliative care carried out in interdisciplinary

青田美穂

がん患者と対症療法 Vol.24 No.1, 49-55, 2013

「Summary」東札幌病院では, 創設時より病院全体で緩和医療の実践に取り組んでいる. 2009年の増改築とともに緩和ケア病棟は58床に増床となり, 「悪性腫瘍に係る専門病院(がん専門病院)」の承認を受け, 外来の紹介患者数は増加している. 「緩和ケア」を受けることを目的に紹介となる患者・家族の「緩和ケア」に対する認識はさまざまであり, 十分な説明や理解がされないまま受診, 入院となることも少なくない現状である. 「緩和ケア」をどのように伝えるかの前に, 患者・家族が「緩和ケア」に求めること, 求めていないことの思いをよく知ることが重要となる. これらを的確に把握することで, その患者・家族にとっての「緩和ケア」のあり方を医療チームで検討し, 伝えることが可能となる. 当院の多職種医療チームで行う「緩和ケア」の導入について述べる.
「はじめに」当院は1983年の創設時より「医療の本質はやさしさにある」という病院理念のもと, 緩和医療の実践に病院全体で取り組んでいる.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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