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特集 療養過程のそれぞれの場面で緩和ケアをどう伝えるか

療養場所の選択~PCU(PCU医師) 緩和ケア病棟の適切な理解のために

For encouraging patients and their families to adequately understand palliative care unit

長美鈴

がん患者と対症療法 Vol.24 No.1, 43-48, 2013

「Summary」緩和ケアの重要性がますます高まっているが, 緩和ケアへの誤解により患者・家族が入院や事前の相談外来への受診を拒むこともいまだ少なくない. また一方で, 緩和ケア病棟に過大な期待を抱いている場合, 現状とのギャップが問題を引き起こすこともある. 緩和ケア病棟の役割は近年変化しつつあり, 施設ごとに入院基準や入院期間などの基準があり医療体制についても違いがみられる. このため, がん治療病院においてもこれらの現状を把握したうえで, 治療期から適切な緩和ケアの理解を患者・家族に促していくことが必要である. 今後, がん治療病院, 緩和ケア病棟, 在宅緩和ケアなどが有機的に連携を行い, 早期から患者の必要に応じた調整を行うことが望まれる.
「はじめに」ホスピス運動が1977年に日本に紹介され, 1981年に浜松市の聖隷三方原病院にわが国初のホスピスである聖隷ホスピスが創立された.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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