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特集 食物アレルギー診療ガイドライン2016

改訂のポイント

海老澤元宏

喘息・アレルギー Vol.30 No.2, 44-47, 2017

『食物アレルギー診療ガイドライン2012』を発刊してから5年が経過し,食物アレルギーの領域では国内外から大量の研究成果が発表されている。それを受けて『食物アレルギー診療ガイドライン2016』は大幅な改訂となった1)
今回の改訂の特徴を一言で表現すると,食物アレルギーの管理方針の大原則である「正しい診断に基づいた必要最小限の食物除去」をさらに積極的に推し進めて「原因食品を可能な限り摂取させるにはどうすればよいか」という方向を具体的に目指している点である。さらに,診断においてアレルゲンの知識がより重要になってきているので対応する第5章の充実を図った。
本稿では,本誌特集テーマの中で他の先生方が取り上げていない第4章「予知と予防」,第6章「診断と検査(食物経口負荷試験を除く)」,第7章「食物経口負荷試験(OFC)」,第8章「栄養食事指導」に関して解説する。
「key words」食物アレルギー,ガイドライン,食物経口負荷試験,経口免疫療法,予防

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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