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特集 アレルギー診療のトータルアプローチ

総合アレルギー専門医に求められる耳鼻咽喉科領域

Otorhinolaryngological skills and knowledge for total allergist

黒野祐一

喘息 Vol.28 No.2, 66-70, 2015

「Summary」アレルギー性鼻炎は固有鼻腔の粘膜のアレルギー性炎症によってもたらされる疾患であり,これを診断し治療するには,鼻腔局所の病態を把握する必要がある。そのためには,鼻鏡検査,鼻汁好酸球検査,誘発テストは欠かすことのできない検査であり,総合アレルギー専門医はこれらの耳鼻咽喉科的な検査手技に習熟するとともに,その結果を正しく判定できなければならない。治療に際しては,くしゃみ・鼻漏型と鼻閉型に分類し,重症度に合わせて適切な治療薬を選択あるいは併用する。鼻閉が強い症例や保存的治療によって鼻閉が改善しない症例では,慢性副鼻腔炎や鼻茸,鼻中隔弯曲症の合併を疑い,耳鼻咽喉科専門医へ紹介する。
「はじめに」耳鼻咽喉科領域のアレルギー疾患として代表的な疾患はアレルギー性鼻炎であるが,本疾患は固有鼻腔のアレルギー性炎症のみならず,副鼻腔へも直接的あるいは間接的に影響を及ぼす。
「Key words」アレルギー性鼻炎,鼻鏡検査,鼻汁好酸球検査,誘発テスト,くしゃみ・鼻漏型,鼻閉型

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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