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特集 気管支喘息の自然歴とアウトグロー

Ⅱ.修飾因子 小児喘息の発症・増悪における大気汚染の役割

The role of air pollution in development and exacerbation of childhood asthma

足立雄一金谷久美子

喘息 Vol.27 No.2, 40-44, 2014

「Summary」空気中に浮遊するさまざまな物質は呼吸器系に影響を与える可能性があり,自国あるいは他国の工場や車から排出される粒子状物質(PM)が,小児喘息の発症や増悪に関与しているとの報告も多い。また,地球温暖化と土地の乱開発による砂漠化の進行によって,黄砂をはじめとするdesert dustの飛散量が増加し,それによる健康被害が発生してる。一方,大気感染による喘息への影響は,短期的ならびに長期的なものがあり,小児の発達段階のどこでどのように曝露されたかによっても影響の頻度に差があることが示されている。対応策を立てる際には,このような大気汚染の影響の多様性を理解する必要があり,さらなるエビデンスの蓄積が求められる。
「Key words」大気汚染,喘息,粒子状物質,黄砂,土壌性ダスト

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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