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対談 わが研究を語る

アスピリン喘息

永田真谷口正実

喘息 Vol.26 No.1, 61-68, 2013

対談「わが研究を語る」では, 1つの研究テーマに真摯に取り組んでこられた先生方から, その研究に着手されたきっかけやその成果, 現在の研究から今後の展望についてまでのお考えをお聞きしてまいります. 今回は, 国立病院機構相模原病院臨床研究センター病態総合研究部部長の谷口正実先生に, 重症難治例の多いアスピリン喘息について, 豊富な臨床経験から導かれた研究のお話をうかがいます. (聞き手: 永田真)
「はじめに―臨床におけるアスピリン喘息の重要性に着目―」
永田:先生はアスピリン喘息の臨床と研究におけるトップリーダーとして, 多くの重症患者の診療にあたるとともに重要な学術データを発表されてきました. まずは基本事項として, アスピリン喘息の特徴をご紹介いただけますか.
谷口:アスピリン喘息は, ご承知のとおりアスピリンだけでなくほとんどの非ステロイド性消炎鎮痛解熱薬(NSAIDs)で強い喘息発作と鼻症状をきたす過敏体質です.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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