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印象に残る喘息症例

小児科編

小幡俊彦

喘息 Vol.25 No.1, 104-105, 2012

平成5年の冬に勤務医生活に終止符を打ち小児科開業医としての生活を開始して今年(平成24年)で19年になり, 勤務医として働いた月日よりも長くなりました. 今も多くの喘息患者を診ていますが, 勤務医時代と比べると格段にコントロールしやすくなり, 入院が必要になる患者は本当に減りました. そのためでしょうか, 今回のテーマの「印象に残る喘息症例」の依頼をいただいてから色々なことを思い起こすと, どうしても勤務医時代の患者になってしまいます. 曲がりなりにもアレルギー科医として生きてこられたのは呼吸生理の基礎を教えていただいた東京慈恵会医科大学生理学教室(現昭和大学医学部第二生理学教室)の本間生夫先生, そして臨床の師匠である, 当時国立小児病院アレルギー科におられた故飯倉洋治先生のおかげです. 心に残る患者はずいぶん昔の方々ですので治療方針はまったく今とは異なっていますが, 二人の恩師や一緒に働いた先生たちとの思い出を含めての印象に残る患者の話と思っていただければ幸いです.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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