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印象に残る喘息症例
内科編

掲載誌
喘息 Vol.25 No.1 100-102, 2012
著者名
佐野靖之
記事体裁
症例 / 抄録
疾患領域
呼吸器 / アレルギー・免疫
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / アレルギー科 / 老年科
媒体
喘息

気管支喘息は, heterogeneityに富む疾患である. 個々の患者において種々の訴えがなされる疾患であるが, 今回は静脈血酸素分圧(PvO2:正常値は20~30Torr)が高く, そのために全身性の違和感を訴える症例について報告する. PvO2が上昇すると, 動脈血酸素分圧(PaO2)との差幅が少なくなり, 動脈血の酸素が何らかの理由で身体の組織の細胞で利用されずに静脈血に還流されるため, 静脈血が酸素化されたままの赤い血液となっている. そのためか, 身体の組織に酸素が利用されない状態が起こり, 組織が低酸素状態となって身体が非常に疲れやすく, 背中が張り, 少し動くとハァーハァーとなったり, また動悸を感じたり, 全身がだるく疲れやすい等々を訴える患者群が存在する. このような患者は全体から見るとごく稀にしか存在しないが, 注意深く見ていると日常臨床の中でも見受けられることがある. そのような患者は喘息症状があるにもかかわらず, 仕事や家事, 育児, 介護などで頑張って無理を重ねている場合や, ストレスを強く受けている場合が多い.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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